【剣盾S22使用構築】命削りし (サイクル+ジオ)×コントロール 【最終640位/1913】
はじめに
はじめまして、せきばんと申します。
XYからレートに参戦し、この度初めて最終3桁+過去最高レートを更新しました。
9月30日、贔屓している野球チームが首位攻防戦で3タテを食らいテンションガタ落ちで最終日スタート。仕事終わってからなので深夜、1075位近辺からスタートしました。
最終日にガチで潜るのも初めてで且つ孤独な戦いでかなり不安でした。
しかし結果を残せたので良かったです。
記念に構築記事を書きましたが、初めてなので見にくかったらすみません。
最終結果
TN:せきばん
最終レート:1913 640位
シーズン通算勝敗:117勝91敗 勝率56.2%
今構築に変えてからの勝敗:68勝42敗 勝率61.8%
構築経緯、コンセプト
前期はHSザシアンを使っていたが他の伝説も使いたくなった。
某YouTuberの動画を観て、ゼルネアスでジオコン積んで3タテするのが気持ち良さそうだったので禁伝枠エースで使うことを決意。しかし壁構築を使うのが苦手なのでサイクルしながら積むという構築を選んだ。
本構築のエースゼルネアス
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次にザシアンと対峙した際の引き先になれるゴツメエアームド。
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ゴツメエアームドだけではザシアンを倒せないため、ザシアンを上から殴れてサイクルを回せそうなスカーフ霊獣ランドロスを採用。
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黒バドレックス、ムゲンダイナや主な特殊アタッカーの引き先になれ、ジオコンの起点を作成できるバンギラス。
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ここまででやや重いウオノラゴン、カイオーガ、ギルガルドの解答として前期から使用しているウオノラゴンを採用。
以上5匹を構築の軸として戦った。しかし最終日まで補完役の最後の1枠が固まらなかった。
まず、ムゲンダイナやドヒドイデがキツかったので対面処理できる眼鏡ゴチルゼルを採用。
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環境が変化?したのかわからないが、ゴチルゼルでムゲンダイナを倒せないことが増えたのと、ゼルネアスミラー、日食ネクロズマ+カプレヒレ+ランドロスのような並びがキツかったので蝶の舞珠ウルガモスを採用した。
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それでもなおジオコンをコピーしたメタモンがキツいのと、ゼルネアスミラー、ムゲンダイナに強く出られるチョッキヒードランを採用し、日ネク軸を切り気味で最終日に挑んだ。このヒードラン採用がうまくハマり、今までであれば落としていた試合を勝ち切ることができた。
長くなるが、補完役3匹の型紹介も行う。
型紹介
ゼルネアス@パワフルハーブ🌿
努力値:H20 B180 C228 S76
特性:フェアリーオーラ 性格:控えめ
技構成:ムーンフォース/ジオコントロール/気合玉/ドレインキッス←10万ボルト
調整意図と主なダメージ
HBハッサムのバレパンが36.2~44.1%
A特化日食ネクロズマのメテオドライブが92.1%~109.8% (乱数62.5%)
A特化鉢巻連撃ウーラオスのすいりゅうれんだが67.6~80.8%
A特化鉢巻ゴリランダーのグラススライダーが53.4%~63.2%
A特化エースバーンのダストシュートが89.2%~105.8% (乱数37.5%)
•HD- 最速眼鏡黒バドのアストラルビットが91.1~107.8% (乱数50%)
•S- 準速ウオノラゴン抜き抜き
S+2でS+1ガブリアスを抜ける(正確には+1最速105族と同速)
•C- 残り
ジオコン積んだ後の突破力が半端ないぶっ壊れポケモン。こいつを止められるポケモンはかなり限られてくる。こいつを止めてくるザシアンに関しては、取り巻きがゼルネアスに強く無いので他2体で包囲網を作ればかなり通りが良くなる。
日ネクに関しては、コスモパワーが無ければジオコン後ムーンフォース2発で倒せるので型次第では突破できる。
努力値配分だが、Bに厚めに振る事で鉢巻ゴリランダーに強くなったりジオコンを安全に積むことが出来る。しかしSをかなり削っているので最速ウオノラゴンや、ゼルネアスミラーでだいたい上を取られるのでかなりキツい。あと最速スカーフエースバーンが抜けない。
サブウエポンに気合玉を採用。主に格闘が抜群の相手や、ムーンフォースが半減でギリギリリーチが足りない場合に撃つ。ヒードランに対しては、ジオコンを積んでしまえば1回外すくらいは問題ない。問題はナットレイで、1発外すとかなりの致命傷となる。なるべく気合玉を撃つ展開にならないよう立ち回りたい。
ラストの技は、元々10万ボルトで使っていた。テッカグヤやドヒドイデで止まらないよう採用していたのだが、ほぼマッチングする事がなく、撃つ場面がなかった。
そもそも、ダメージ量は 半減タイプ一致ムーンフォース>不一致等倍10万ボルト
なので、半減でもムーンフォースを連打していた。
そこで、ジオコンを積んだ際に削れたHPを回復すべくドレインキッスに変更。
そうすることにより連撃ウーラオスにすいりゅうれんだを撃たれても、ドレインキッスでほぼ全回復できる。さらに鉢巻ゴリランダーのグラススライダーは確定2発だが、ドレインキッスで回復→ムーンフォースで対面処理できるのが偉い。
ガラルヤドキングもキツいがほぼマッチングしなかったのと、選出されてもジオコン2回積んで強引に突破した。
努力値: H4 A252 S252
特性:いかく 性格:ようき
対面操作したりザシアンを上から殴れる普通のスカーフランドロス。だいたい地震かとんぼ返りしか撃たない。いわなだれはサンダーやボルトロスに撃つ事がある。じわれは本当にどうしようも無くなった時のために採用。
後述するエアームドに対し、ザシアンは炎の牙かワイルドボルト、稀にインファイトを撃ってくるためその引き先としても機能した。1サイクル目はそのような動きで強引に有利対面を作る。そこから地震を撃つかとんぼ返りかの択に持ち込む。仮にとんぼ返りを選択したターンに居座られてもエアームド出しで問題なく、再度有利対面を作ることが可能。
しかしザシアンの相方にサンダーが採用されやすく、とんぼ返りの際に静電気発動するのが痛い。なので明らかにサンダー交代が見える場合はとんぼ返りをせずゼルネアスに釣り交換することもあった。
努力値: H252 B252 D4
技構成:ボディプレス/鉄壁/はねやすめ/挑発
特性:がんじょう 性格:わんぱく
ザシアンをはじめ、多くの物理アタッカーを受けるゴツメ枠。後出しからではザシアン、鉢巻ウーラオスに勝つことは出来ないが削りを入れることに意味があるため仕事としては問題ない。先に鉄壁を積んでしまえば物理アタッカーに突破されることはほぼ無く、かなり信頼できるポケモンだった。
挑発は相手の積み技、回復技、カバルドン展開を阻止し鉄壁の起点を作る役割を持つ。挑発を考慮していない、無い願望の相手も多く機能した。
ランドロスのところでも説明したが、ザシアンのじゃれ&きょじゅうざんに後出したあとの炎の牙やワイルドボルトがキツいので即ランドロスバック。
あと攻撃技採用しないなら性格ずぶといでも良かったかもしれない。
努力値: H252 D252 B4
技構成:ロックブラスト/バークアウト/挑発/ステルスロック
特性:すなおこし 性格:のうてんき
天候始動要因なのに能天気。ゼルネアスのジオコン全抜きをサポートする起点作り要因。
ステルスロックを撒き、バークアウトで特殊アタッカーいじめをする怪獣。きあいのタスキを持っているため、眼鏡黒バドのリーフストーム急所もケアできる上、悪ウーラオスにもタスキを砂で潰しつつステルスロックを撒ける。
ロックブラストは本来の役割対象であるウルガモスやホウオウ、みがわりを破壊しつつ攻撃出来るため採用。起点作り要因なら岩石封じで良かったかもしれない。
ステルスロック+バークアウト+砂ダメでだいたいの黒バドは落ちる。
バンギムドーの並びはやはり強い。ウオノラゴンと組んでるので脱出パックに見えるかな?
ウオノラゴン@ぼうごパット
努力値: H60 A220 B4 D4 S212
特性:がんじょうあご 性格:いじっぱり
調整意図と主なダメージ
•HB- A4振りナットレイのジャイロボールを身代わりが耐える
•A- HB特化ナットレイに対しエラがみが29.8~35.3% (乱数3発 24.6%)
雨下でのエラがみが44.7~53% (乱数2発 31.3%)
HB特化ギルガルドに対しエラがみが61.6~73.6%
•C- 先制エラがみ+りゅうせいぐんでASウオノラゴンが確定
•S- S無振りサンダー抜き抜き
かなり特殊なウオノラゴン。なんと最終日に特攻に銀の王冠を使い忘れてたのを負けた後に気付いた。実況者のランドセルさんが動画で使用していた型を参考にし自分なりに技構成と努力値配分を変更した。ウオノラゴンに後出しされやすいナットレイやドヒドイデ、ウオノラゴンを倒すという型。
ナットレイやドヒドイデに対しては、初手身代わりを置き宿り木や毒毒を防いだ後、Aボタン連打。ぼうごパットは、持ち物や接触技での相手の特性等を発動させない効果がある。
そのため、鉄の棘のダメージやトーチカの毒、ギルガルドのキングシールドによるAダウンやゴツメダメージが無効となる。その後の相手の長考時間が楽しい。
サンダーに対しては先制できれば大ダメージを与える事ができる上、静電気麻痺無効。
このパーティはウオノラゴンをウオノラゴンで見るしかない。後出しから、エラがみ+りゅうせいぐんでだいたい落とせるので対面殴り勝てる事が多い。
補完枠① ゴチルゼル@こだわりメガネ
努力値:H252 C252 D4
特性:かげふみ 性格:ひかえめ
技構成:サイコキネシス/トリック/いちゃもん/ねむる
今環境にいるメガネゴチルゼルがこんな感じだと思う。構築でキツいムゲンダイナや耐久ポケモン対策で採用。当初はムゲンダイナを簡単に倒せたが、珠アタッカーでマジカルフレイム持ちもいた。
そのため、マジフレでCダウン→サイキネを耐えられる→返しのダイマ砲 で対面処理されることが多くなり解雇。
補完枠② ウルガモス@いのちのたま
技構成:かえんほうしゃ/ギガドレイン/ちょうのまい/ふきとばし
相手のゼルネアス、コスモパワー日ネク、めいそうスイクンとの積み合いに強く出たいと考えこの型のウルガモスを採用。実況者のいろはさんが前期使用[1]していたため、調整意図はURLから。いろはさんは虫の知らせで虫のさざめきを採用していたが、本構築は日ネク+レヒレが重かったので炎の体でギガドレインを採用した。
一度、ジオコンを積んだゼルネをふきとばしして勝利したが、メタモンを止めることができないため蚕←(蛾だけに)
[1]
特性:もらいび 性格:ゆうかん
技構成:かえんほうしゃ/アイアンヘッド/じしん/がんせきふうじ
ゼルネアス、ジオコン積んだゼルネをコピーしたメタモン、ムゲンダイナがやはりキツく、それらを対策しなければ最終日勝てないと考え、最終日前日にぽけふぁんの構築記事を読み漁った。[2]そこで見つけたのがこのヒードラン。元ネタはマグマストームだが、鋼タイプに確実に役割遂行してくれたら良いと思ったので命中安定で火炎放射を採用。
最終日のみだったが、選出した試合はかなり活躍してくれた。元ネタの記事にもあるようにC特化ゼルネアスの+2きあいだまは68.75%で乱数1発だが、命中不安技ということもあり極端に分が悪いわけではない。現に、HP5で耐えて返しのアイアンヘッドでゼルネアスを倒し勝利した試合もあった。さらに相手が完全特殊型と誤認し、ひかりのかべしか張ってこないこともあった。最終3桁に大きく貢献してくれたと思う。ありがとうゴキブロス。
[2]
メジャーの禁伝構築に対する選出
対ザシアン軸
先発ゼルネアス。相手先発がザシアンならエアームド引き、ザシアン以外だったらムーンフォースを選択。
ザシアンは、「ゴツメダメ3回+ジオコン後ムーンフォース」
「ゴツメダメ2回+ワイボ反動+ジオコン後ムーンフォース」
「ゴツメダメ2回+ジオコン後気合玉」
「ムーンフォース+ゴツメダメ1回+ジオコン後ムーンフォース」
で、超低乱数を引き続けない限り落とせる。
サイクルを回し、定数ダメージを与えつつジオコンを積んで殴ればザシアン軸も苦ではない。
対カバザシノラゴン
対黒バド軸
先発バンギラスでステルスロックを撒く。ゼルネアスを死に出しする際に、黒バドと対面させないように工夫する。なるべくウーラオス対面でジオコンを積みたい。エースバーン入りはランドロスを出す。
対ムゲンダイナ軸
ジオコンを積んでしまえばゼルネアスでムゲンダイナを倒せるので、ムゲンダイナを引かせてゼルネアスで強引にジオコンを積む。
対カイオーガ軸
雷読みでバンギラスに交代し、天候アドを取る。また、雷で拘らせてゼルネアス死に出し。ジオコンを積んで全抜きする。
対ゼルネアス軸
ヒードラン+ゼルネアス+@1
対日ネク軸
ゼルネアス+エアームド+@1
先発ゼルネアス。相手先発がカプレヒレだった場合、ジオコンを積んで日ネクを殴る。
キツい構築、ポケモン
•ガラルヒヒダルマ
受けられるポケモンがいない。先発読みでヒードランを選出し地震か馬鹿力で拘らせて、死に出しゼルネアスでジオコン積むしかない。
•日ネク+カプレヒレ
2匹とも単体でキツい。日ネクはエアームドの挑発で止められるが、カプレヒレを受けられるポケモンがいない。
•カイオーガ軸
メタモンや化身ボルトがいたらだいたい負け。
•ホウオウ軸
ホウオウ単体はそこまで苦ではないが、タイプ相性で受け回しされるとキツい。
上記2匹以外の対面でジオコンを積む事が出来れば何とかなる。
最後に
はじめて最終3桁+レート1900を達成して充実したシーズンを過ごすことが出来ました。キツいポケモンが多いため構築を見直すか、プレイング技術を向上させるためこのまま潜るかは来期判断していきます。
閲覧ありがとうございました。